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髪の毛のダメージは【水】でした!?

「髪の毛を傷めるのは お水でした!!!」って大手メーカーがCMをしていたの覚えておりますか??

初めて水道水が髪の毛のキューティクルを傷めている事を実験で確認したのは平成10年と少し前になります。

平成10年8月21日(金)毎日新聞「ニュースの焦点」の記事です。
京都の皮膚科医の長谷川義博氏が実験での確認で、水道水の塩素が髪のキューティクルを傷めていることを初めて実証しました。

新聞に掲載されたのでかなり信憑性が高い内容になっていますね。

現在はさらに毛髪の研究がされていて水道水が髪の毛のダメージになるというのは美容師ならば当たり前に知っている事だと思います。

そのダメージの原因も水道水の中に含まれる【塩素】もさることながら【金属イオン】がダメージに繋がるとわかってきました。

金属イオンって聞いても正直ピンと来ないと思います。イオンには+(プラス)と−(マイナス)と両方の特性のある両性があってお互いに−と+でくっつくんです。

水道水の中にはカリウムだったりカルシウムだったりナトリウムだったり色んな金属イオンが存在しています。特に問題になっているのが【銅】イオンです。

他の金属イオンも髪の毛がごわついたりする原因になりますので問題は大有りなのですが今回は【銅イオン】について掘り下げて行きたいと思います。

銅イオンは何故髪の毛を痛めるのか??

銅イオンが髪の毛のダメージに繋がると既出ですが、それは単体でというよりもあるものと組み合わせるとダメージが進むんです。

それは、【カラー】と【パーマ】です。

簡単に説明すると、髪の毛に付着した金属イオンの銅がカラー材の酸化作用で急激に酸化して起こる反応によるダメージです。

上の図によるととカラー剤によるダメージの殆どが金属イオンによるダメージだと説明しています。
ある一つのメーカーののデーターなので何とも言えませんが信憑性はあると思います。

銅の酸化については10円を思い浮かべると分かりやすいですね。始めはピカピカの十円玉がいつのまにか濁った色になるあれです。

カラー剤は酸化で染めるので髪の毛に付いた銅イオンが急激に反応してダメージするだけではなく、カラー剤のムラにも繋がってきます。

では、どうすればいいか!?

水道水に金属イオンは入っていますので実質、付着させないようにするのは不可能なんです。

今のところ金属イオンに対処する方法は2つあるんです。

一つはキレート効果といって、金属イオンをカプセルみたいなもので包み込んで無力化する方法。

もう一つは、除去する方法。

ここまでお付き合い頂きまして有難う御座います。

今回、新しくメニューとして追加しました、【ユキノハナ】。ヘアセラピスパとして髪の毛に不着した全ての要らないものを取り去り、必要なものを与えるというスパトリートメントになります。

おすすめは、ヘッドセラピスパとの組み合わせでヘッドセラピスパ+ヘアセラピスパのスペシャルコース。

それかカラーリングの後のトリートメントトリートメントとしてのヘアセラピスパコースがおすすめです。

是非、新しい提案の【取り去る】という選択肢お試ししてみて下さい。

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